くみこくろだ
7/31 ㈰ 猛暑の中、福岡ももちパレスで開催された「第10回NBA福岡バレエコンクール」に5名が参加。会場はロビー、楽屋、客席、熱気で溢れてどこも混雑。(博多駅より人口密度が濃い)
スクールでメイクを済ませていたので、楽屋では手直しをして、衣裳を着てスタンバイ。
トップバッターは中学3年生部門の米満愛莉さん。出番まで舞台袖で何度も何度も不安な箇所をチェックし、本番ではリラの精を抜群のプロポーションで可憐に踊り、見事4位入賞しました。
続いて高校生の部、1番で舟越璃乃さんがオーロラのヴァリエーションで登場。華ある表現力とテクニックで、完璧&最高の演技が観客を魅了。6位入賞でしたが、出番が遅ければもっと上位へいけたはずなのに…と、歯がゆい思いでした。
同じく高校生の部に菅 美遥さんが、ローズアダジオのヴァリエーションで6位入賞。3月迄受験で1年間休学していたとは思えないほど、短期間でスタイルやテクニックをよくここまで仕上げてきたと感心。とても貫禄があり、安定感ある踊りは観ていて安心でき、美しいオーロラ姫そのもの。
コンテンポラリー部門では、身体能力抜群で伸び伸び踊った西嶋凜桜さんが2位入賞。昨年の「カエルのリオン」ソロから大人っぽくなり、テーマをしっかり自分のものにして堂々と演じていました。
天野心音さんは4位入賞。東京コンクールへ出場した時と比べて、観るたびに上達しており、コンクール当日朝の練習から本番への仕上がりも素晴らしく、その成長に本番を観終わった時には胸が熱くなり、涙がこぼれました。
最後は舟越璃乃さんの「爆風に消えた故郷━requiem」。 会場の空気が変わり、皆が璃乃さんの踊りに引き込まれているのがよく伝わりました。誰もが納得の第1位。表彰式では審査員から「世界観がよかった。クラシックも素晴らしく、引き込まれた」と、言われた程。
ナナ先生も、「指導者特別賞」を受賞し、明るい希望の光が見えた一日でした。
参加した6名の生徒(中畑帆奈美さんは広島・大阪に参加)は、3ヶ月間ひたすら自分に向き合い、自問自答しながら練習を重ね、時にスランプに陥ったこともあったかと思いますが、見事抜け出し成長した姿は、ただただ感動で、誇らしく思いました。