第12回NBA広島バレエコンクールに出場して
|本校エスポワールクラス
高校2年生 米満 愛莉
NBA広島バレエコンクールは、今回で2回目の参加です。
私は今回のコンクールでフローラのイメージを持つことを意識し、自分なりに表現することに気を付けました。本番前、リハーサル室や場当たりで他の出場者の踊り方を見ると、全身を余すことなく使って表現していて、自分はまだまだ身体の使い方が固いと実感しました。
でも、本番のステージに立った時、いつもは緊張で淡々とこなすだけになってしまう私が、今回は袖幕から出た瞬間、フローラの世界に入り込むことができました。自分なりにフローラになりきることができていたので、踊っていてとても楽しかったです。
このコンクールで、自分の踊りで足りないところを改めて感じることができたので、次の舞台ではそう感じることがないよう練習・努力し、自分が目指している「人の心に響く踊り」ができたら、と思います。
手厚いご指導をしてくださり本番直前まで、そばに付いてくださったナナ先生、客席で応援してくださった くみこ先生やスタジオの仲間たち、保護者の方々の存在があったからこそ入賞することができました。
本当にありがとうございました。
第12回 NBA広島バレエコンクール入賞者
クラシックバレエ部門
高校生・シニアの部 第4-4
「フローラの目覚め」より フローラのVa 米満 愛莉
コンテンポラリー部門 第2-1
「人魚-泡と消えても」 中畑 帆奈美
第12回NBA広島バレエコンクールに帯同して
|くみこくろだ
7/30(火)、ワークショップ終了の余韻に浸る間もなく、12名の生徒が 「第12回NBA広島バレエコンクール」へ出場致しました。
私とナナは、始発の新幹線に乗り、前泊入した8名が待つホテルへ。すぐに出番順にメイクに取り掛かる。まだまだ緊張している様子はなくリラックスムードで準備完了。
コンクール会場へ移動しウォームアップから最後の仕上げ。ずっと踊り続ける者、落ち着かずウロウロする者、普段と変わらないように見せながら内心ドキドキしている者…出番までの過ごし方は夫々。
今回の初出場メンバー8名(出場順)
〇クラシック小学3・4年生の部
於保花菜子さん、藤原 志帆さん、渡邉 心愛さん
〇クラシック小学5・6年生の部
藤川 翔さん、松井 咲葵さん、矢原 花菜さん
〇クラシック中学1年生の部 井口 千寛さん
〇クラシック中学2年生の部 礒部 碧衣さん
入賞出来る実力には至りませんでしたが、全力でぶつかり、現在持っている力の全てを出せたことに間違いはなく、それぞれが悔いはないはずです。8名共に、清々しい精一杯の演技でした。
午後からは、午前中に本校スタジオで存分に身体を動かしてきた高校生4名が到着。
こちらはコンクールに何度も挑戦しているので立ち振る舞いに余裕を感じます。しかしながら、経験があるからこそ舞台の怖さを熟知しているので、初出場の8名とは違う緊張感がひしひしと伝わってきます。
幼い頃から切磋琢磨し合ってきた4名。良きライバルであり、真の舞友同志です。
〇クラシック高校生・シニアの部
中畑帆奈美さん、菅 美遥さん、米満 愛莉さん
〇コンテンポラリーの部
中畑帆奈美さん、正木 芹さん
クラシックで米満愛莉さんが4位-4、コンテンポラリーで中畑帆奈美さんが2位-1に入賞。
他2名は、あと一歩のところで涙をのみましたが、堂々と踊り切りました。
コンクールは「拍手禁止」が通例ですが、NBAコンの会場は1曲ずつ踊り終わると拍手があり、会場を埋める出場者と、その関係者が互いの健闘を讃え合う温かい雰囲気がありました。
最後に…
審査時間が大幅に超過し、急ぎタクシーに乗り広島駅に着いたのは新幹線発車時刻の3分前‼
構内を走りに走り、階段を駆け上がりギリギリセーフ!…還暦前の身体には堪えましたぁ😂
コンクールに向けて挑んだ約7ヶ月間。学んできたことを〝これから〟に生かしてくれることを期待し、成長を見守り続けたいと思います。
ライモンダのVa 藤川 翔
アルミードのVa 松井 咲葵
フロリナのVa 矢原 花菜
フロリナのVa 井口 千寛
ペザントのVa 礒部 碧衣
エスメラルダのVa 菅 美遥
へーべのVa 中畑 帆奈美
わたしは泣かない。叫びはするが。 正木 芹
舞台写真到着の都合により、コンクール記事更新が遅くなり、お詫びいたします。